合気道重富道場では、真に相手に効く方法(呼吸力)を養成します。
実際に相手に効かない技を習っても意味がないと考えるからです。
ですから、技を受ける方も相手に忖度して投げられる事はありません。
こう来ると分かってる技をゆっくり掛けられても防げない技(相手に透過する力)を稽古します。
合気道の型も、ただ形を覚えるのではなく、その動きに隠された真の意味と、実戦での応用など「使える技」を稽古します。
「合気道は相手を思いやる武道なので争いません」とは言いますが、相手に対して有効な技を持っていなければ、争うかどうかの選択肢は相手方にあります。
理想を言えば、相手を確実に怪我させる事ができるから、相手を確実に怪我させない事ができるのです。
(これを活殺自在と言います。)
ある程度の武力がなくては、相手を許す事はできません。
強くなければ「相手に許してもらえる」事しかできないでしょう。
力の弱い人でもきちんとした武力を養えるのが合気道重富道場です。
自己管理の合気道の専門道場なので、武道館や体育館の合気道教室のように利用日や利用時間に左右されず、世の中の行事にも影響されることがありません。
(コロナ禍でも稽古できました)
また、稽古日以外でも自主稽古をすることも可能です。
想像してみて下さい。道場には各段級ごとにあなたや他の人の名札が貼り出され、自分の稽古の足跡を残すことができます。
借り物の練習場では、その場所は自分達以外も使用しますし、自分の名前はどこにも出てきません。
"自分の道場"という帰る場所があるという事は、何とも言えない安心感というか、"心のより所"があると思います。
一度は転勤で辞めた人も、稽古を長く休んでいた人も、たまに顔を出して稽古が出来る場所は貴重です。
(月謝制以外に講習会制があるので、たまに来る事ができるのです)
合気道重富道場に通うなら、ここはあなたの道場です。「私の道場」と言うことのできる場所は貴重です。
強くなるために厳しさは必要ありませんし、当道場の基本理念は
「遊・楽・笑」
ですので、武道に厳しいイメージを持っている方は、驚かれると思います。
怖い先生や先輩は1人もいません。
そもそも、呼吸力で投げられると笑ってしまいます。
「厳しさ」は自分に向けるものであり、他人に向けるのは「優しさ」であるべきだと思います。
また、こちらが用意するのは「合気道を学びやすい環境」であるべきと考えますので、例えば暑さ寒さを我慢していては稽古に集中できませんから、道場には冷暖房を完備しています。
武道を学ぶ者が何を弱音を吐くのかという人がいるかもしれません。
ですが「何の稽古をしに道場に来ているのか?」という事です。
残念ながら当道場で根性だけは養うことはできません。
合気道では、剣や杖の理合(りあい)に基づいた動きや力の使い方を行っていますので、体術以外にも剣術や杖術も行います。
もし、あなたが実戦や護身術を考えているならば、武器術は必須になります。
相手を倒すのに、何も「素手」でやらなければならない道理はありませんし、実際に危険な状況では、相手が刃物等の武器を持っている事がほとんどだからです。
近くに棒っきれがあれば、拾って構えるべきです。
そして、せっかく拾った物は有効に使いたいものです。
また、武器術をしなければ、合気道の理合を理解することは難しいです。
武器術の効用について知りたい方は、下のリンクから読んで頂ければと思います。
重富道場で習う剣術は、規約により流派は書けませんが古流のきちんとした流派になります。
試合や遠征、演武の発表会等はありませんので、稽古以外の行事はほとんどありません。
試合がなくても、自分の実力が分かるようになりますので、そもそも試合をする必要がないのです。
また、呼吸力の発揮にはセルフコントロールの要素も強いため、闘うべきは自分の内面であり、相手はあまり関係ありません。
実際のところ、強い人ほど動きは少ないので、素人は見ていて退屈するものですし、そもそも自分よりもレベルか゛高い人の動きは理解できませんから、部外者への公開にはあまり意味がないかもしれません。
誰かに見せたいとか、誰かに評価されたいから稽古をしている訳ではありません。
稽古だけでも色々な発見や気づきがあり、あなたの人生は充実すると思います。
実際のところ合気道を使う場面なんて来ない方がいいに決まってます。
「合気道を一度も使わずに人生を終える」事を目標に合気道を稽古する。
これでいいのではないでしょうか。
強くなるための「独自の理論とプロセス」が明確なため、(通常と比べて)短期間で達人に近づくための稽古ができます。
なぜ相手に技が効かないのかを正確に分析出来るようになりますし、「技が掛かる」とはどういう事かを理論と実践で学びます。
また、高度な技を実際に体験することで、その理論が空論でない事も確認できます。
重富道場の稽古では''技の洗練''と''呼吸力の養成''などの2つ以上の要素が「掛け算」されます。
技 × 呼吸力
のイメージです。
対して、稽古の要素が1つしかないのであれば、積み重ね(足し算)の稽古しかできません
(昨日覚えた)技 + (今日覚えた)技
のイメージです。
重富道場は、稽古の要素が少なくとも2つ以上ありますので、掛け算の稽古になりますから、伸び方も違うのです。
あなたの人生の限りある時間を有効に使えます。
お金の話をさせてもらうと、故永井師が遺された道場なので、維持費用が殆ど掛からず、商売気もありませんので、稽古参加費用が大変リーズナブルです。
現在は、基本料金はありますが、稽古回数に応じて月謝を頂いていますので、回数が少ない方でも高額の月謝を徴収されることはありません。
もちろん、月謝には稽古回数が無制限の固定制もあり、頻繁にいらっしゃる方にも優しい料金体系となっています。
なぜ「安い」かと言えば、私たちの高い技術に値段を付けるより、私たちが学んだ事を教える事(アウトプットすること)が私たちの技術向上にもなりますので、今のところ教えてお金を稼ぐ事は考えていないからです。
あなたは、当道場でインプットした事を次の人にアウトプットして下さい。
そうして日本古来の伝統のある技術を次の世代に繋ぐ事が私たちの願いです。
入門せずに講習形式でも習えるため、他の武道やスポーツや競技、他流の合気道の道場に通っていても、そちらをメインにして、重富道場で呼吸力だけでも学べます。
実際に、他の競技や武道をされている方や、他の道場に通いながら当道場にも稽古に来る方もいらっしゃいます。
合気道は、"単に合気道だけで完結するもの"ではありません。
その哲学や用法、力の使い方は、武道だけに留まらず、人生の様々なものに応用が効くからです。
合気道について、より深く追究されたい方、弟子や後輩に技が効きにくくなったとお悩みの方などもご相談下さい。
呼吸力のコツを秘密にするつもりもありませんので、吸収して帰って下さい。
道場を持たれている方、合気道の高段者の方など上級者を対象に、輪進合気塾では技の精度と効果を高める講習を行っています。
合気道や古流武術をしていて
相手の反射を利用できる方
脱力技法を使える方
丹田(肚)を使える方
波動や筋肉の連携を使える方
らせんの動きを使える方
など、ある程度の武術修業が進んだ方で、もっと上を目指したい方には、ぜひ輪進合気塾に申し込んでみて下さい。
合気道や武術の根本部分や修行の目指す先について気付きを得るはずです。
輪進合気塾は、関東方面や各地で合気道や武術の指導をしており、確かな実績があります。
地方で、このような高度な講習はなかなか受けられないと思います。
他の武道やスポーツ・習い事をされている方でも合気道の考え方が参考になることがあります。
頭の転換のためにいらっしゃる方もいます。
稽古の体験は無料です。